【募集】西陣”路地の家具”デザインコンペティション2019

募集期間:2019.10.1-11.4 *消印有効
詳細:https:kagu2019.roji-cul.net
概要:
西陣「路地の家具」デザインコンペティション2019 開催!
西陣には今なお多くの路地が残っており、西陣織が盛んであった頃には多くの職人が住み、「織屋建」と呼ばれる独特な京町家が軒を連ねた路地中には、機織りの音が一日中鳴り響いていました。
路地には、生活道路としての機能だけでなく、共用の井戸やお地蔵さんがあり、一つの空間を共有する者同士の昔ながらのコミュニティが存在しています。その一方で、狭い道に木造建物が密集していることによる防災面の課題があるほか、今日では、生活スタイルの変化や、住人の高齢化、空き家の増加などにより、豊かなコミュニティや、そこで育まれてきた暮らしの文化が失われつつあります。
本コンペティションでは、路地の魅力の再発見、住人やそこを訪れる人々の交流の促進、路地の課題解決のきっかけ作りにつながり、今日の路地空間を豊かにするような、路地のストリートファニチャー、“路地の家具”のデザインを募集しています。

【路地の家具とは】
ストリートファニチャーとは公共空間に置かれたベンチや街灯など家具的な もの全般を指し、“路地の家具”とは特に「路地に設置されたストリートファニチャー」を意味します。
伝統的なものとしては、町家の軒先に置かれる「床几」や「ばったり床几」と呼ばれるものがあります。人々が腰掛けて、夕涼みをしたり、世間話をしたりと、心和むコミュニケーションの場となっていました。